久留米市御井町(平成16年8月23日)
(寛暦13年(1763)7月吉祥日制作)
結構な山の中へカーブの多い細い道路を対向車が来ないかと冷や冷やしながら登っていきました。でも神社に着いたらそこは別天地。真夏だというのに標高の高いせいか涼やかな風が心地よく吹いていました。
途中、下から徒歩で参拝なさろうとする方を何組か見かけましたが、私も上に行ってみて、汗だくになっても参拝する甲斐のある神社と言う事が良く分かりました。
御祭神は高良玉垂命、八幡大神、住吉大神で、古から「高良玉垂宮(こうらたまたれぐう)」と呼ばれ、筑後の国そのものである国魂(くにたま)として、人の生活全般の守り、芸能・延命長寿・厄除けの神さまとして、筑後国一の宮・九州総社・鎮西十一ヶ国の宗廟と称えられ厚く信仰されてきました。戦国の争乱で一時荒廃しましたが、江戸時代には歴代久留米藩主の崇敬を受け、第二代有馬忠頼公は山下の石造大鳥居、第三代有馬頼利公は現在の社殿、第七代頼ゆき(りっしんべんに童)公は中門・透塀をそれぞれ造営寄進しました。また江戸時代の中期寛政四年から五十年に一度の祭礼として「御神期祭(ごじんきさい)」が盛大に執り行われ今日まで存続しています。(高良大社HPより)
徒歩だとこの急な階段を登って来ます。
神門と回廊
お水屋
年代物の尾下がり狛犬なのに良く保存されています。
重厚な社殿
摂社