愛宕神社

久留米市御井町(平成16年8月23日)

(文政元年(1818)9月吉日制作)

拝殿

にこやかな耳垂れ尾うちわ狛犬

何故か崩れた馬が二頭境内の隅に
うち捨てられていました。

 この神社の創建は、万治3年(1660)四十九世座主秀賀法印により隈山に勧請されたのが始まりで、五十世座主寂源僧正により寛文10年(1670)現在地に遷座された、高良大社の数多い末社の一つです。。社殿は延宝8年(1660)の再興で、高良大社社殿(重要文化財)に次ぐ規模と風格を持つ建造物です。なお、この山に古くから鎮座し、「愛宕山稲荷」と呼ばれた稲荷社は、明治八年(1875)宗崎稲荷山に遷座されましたが、これが現在の「大学稲荷」だと伝えられています。(境内案内板より)
 御祭神は、伊弉諾・伊弉冉二神の御子で火を司る神である火迦具土神です。旧藩政時代には藩主有馬家が毎月1日に代参していたそうです。