大己貴神社

久留米市大善寺町黒田273 (平成27年12月27日)

東経130度27分24.96秒、北緯33度15分54.52秒に鎮座。

この神社は、西鉄天神太牟田線・三潴駅の北西2km程の辺り、大善寺町黒田の街中に鎮座しております。

御祭神 大己貴神

由緒
大己貴神社としての記載は、大正14年(1925)の『福岡縣三潴郡誌』や、昭和19年(1944)の『福岡県神社誌』等に見られることから、この神社は江戸中期から大正時代にかけての間に、出雲系の大己貴神(大国主命)へ主祭神の変化があったことがわかります。それは恐らく、明治の神仏分離の際であると推測されます。黒田下の歴史的景観は、現在に残る貴重な歴史遺産のひとつです。
中略
大己貴神社は『久留米藩社方開基』寛文10年(1670)や『寛延記』寛延2年(1749)の記録では八王子宮とされています。八王子宮は本来仏教の守護神である牛頭天王の八人の御子を祀ったものですが、明治の神仏分離の際に牛頭天王と習合されていたスサノオと、天照大神との誓約により生まれた五男三女神に入れ替わるとされます。
境内由緒書き より。

鳥居

神額

境内入口

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永6年(1853)癸丑9月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


末社

石碑等