石垣神社

久留米市田主丸町石垣68 (平成30年3月26日)

東経130度42分53.18秒、北緯33度19分36.45秒に鎮座。

この神社は、JR久大本線・田主丸駅の東南東2km程の辺り、田主丸町石垣の街中に鎮座しております。

御祭神 高良玉垂宮・住吉大神・八幡大神

由緒
石垣神社は竹野郡の宗廟(総鎮守)として崇敬を集め、現在は高良玉垂宮・住吉大神・八幡大神が祀られています。
創建年代は和銅2年(709)と伝わります。石垣神社は江戸時代には石垣真宮若しくは新宮と呼ばれています。これは高良山大菩薩が勧請されたもので、300mほど西に位置する石垣観音寺と一体のものでした。
現在では石垣神社と観音寺と間を県道が分断していますが、本来は観音寺本堂と石垣神社は参道によって結ばれていました。
境内には本殿・拝殿、楼門、石造鳥居などが存在します。石造鳥居は明暦元年(1655)の銘があり、久留米市内では北野天満宮の石造鳥居、大善寺玉垂宮の石造鳥居につぐ古さを持つものです。また、久留米藩3代藩主有馬松千代(頼利)の名が刻まれるなど、歴史的にも貴重な作品です。
楼門は、改造も受けていますが、棟札から安永9年(1780)の建築です。建立は久留米藩の支援の元、郡民の協力で行われました。竹野郡を代表する貴重な江戸中期の建築物です。
境内由緒書き より。

参道入口

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正9年(1920)4月建立)

境内

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(文化5年(1808)戊辰秋建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


石祠

石祠を護る狛犬

天満神社 秋葉神社