青木天満宮

久留米市城島町上青木950-1 (平成25年12月24日)

東経130度24分41.55秒、北緯33度14分17.52秒に鎮座。

この神社は、筑後川に架かる青木中津大橋の南南東800m程の辺り、城島町上青木の街中に鎮座しております。

御祭神 菅原道真公

青木天満宮由緒
正安2年(1300)に創建される。古くは老松宮とも呼ばれ、社格郷社で青木之荘総鎮守、学問文化の神様として崇敬が篤い。
特に天明5年(1785)の大飢饉のおりには火清鳴弦祈祷にて此の地が難から救われたことにより、災難除けの神様としても信仰を集めている。
境内由緒書き より

【 由 緒 】
『社方開基』によると、老松宮の「社領弐拾五町、天正年中まであった」と申し伝えています。当社の建立につきましては、市の宮の南方、広々とした田園に囲まれた老松茂る場所に後二条院の御宇正安2年(1300)に当村の領主堀右京進が天満宮を勧請したのが始まりです。社号を老松宮とつけ、寛永年間には久留米藩有馬氏より社領200石の寄進を受け、慶応4年(1868)に天満宮と改称しました。 明治6年3月14日に郷社に被定され、現在でも青木之荘総鎮守の氏神様として、篤い信仰を集めています。
青木天満宮公式サイト より

参道入口

鳥居

神額

参道

うめきとうろう
天明5年(1785)に奉納された石灯篭。飢饉・疫病等の大きな不幸が訪れるとき
うめくという。平成3年(1991)大型台風来襲の折にもうめき声をあげた。
化け灯篭「天明5年(1785)」

縁(えにし)の橋
寛政2年(1790)奉納された、石橋の縁を残したもの。南から北へ渡ると縁結びが、北から南へ渡ると縁切りが成就するといわれている。
縁切りの例(禁煙・禁酒)

随身門

随身様
色鮮やかな木造狛犬

境内

手前のスリムな狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政2年(1790)建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正10年(1921)辛酉9月吉辰建立)

本殿


不明の末社

末社を護る陶器製の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
玉垂宮・太郎麿社・若宮社 稲荷神社

石碑等

高い台座に乗る獅子山

隣の青木保育園。住所は950-2、天満宮の境内に造られたようです。