十六神社

鞍手郡鞍手町八尋 (平成22年4月2日)

東経130度39分39.5秒、北緯33度45分26.71秒に鎮座。

この神社は、福岡市と北九州市のちょうど真ん中辺り鞍手町に鎮座しております。町名は、欽明天皇の百済救援に参加した筑紫国造が、馬の鞍を射抜くほどの強弓の使い手だったため、「鞍橋(くらじ)君(きみ)」と尊称を与えられたことに由来すると云われ、一時期宗像氏の支配を受けていたそうです。

祭神
国狭槌尊・豊雲野尊・泥土煮尊・沙土煮尊・大戸土尊・大苫辺尊・面足尊・惶根尊・高皇産霊神・神皇産霊神・魂留産霊神・生産霊神・足産霊神・御食津神・事代主神・高龗神・闇龗神・素盞鳴神・大宮能賣神・稲田姫神・大山祇神・菅原神・応神天皇・武内宿禰・八種雷神・神功皇后・仲哀天皇

天平十五年(743)宗像朝臣烏丸が創建した。社殿は現在地より北西の森の中にあったが、延宝二年(1674)現在地に遷した。宗像朝臣烏丸より大宮司氏貞に至るまで四季の祭礼も盛んにおこなわれていたが、小早川秀秋のとき神田八反を引き上げられてからは秋のみとなった。
由緒書より。原文はこちら。

一の鳥居。境内迄は200m程。正面の杜が十六神社。

参道

二の鳥居

三の鳥居。額は「白山神社」。合祀した白山神社の鳥居のようです。

四の鳥居

参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和11年(1936)3月吉祥日建立)

参道最後の石段

拝殿と狛犬

この手の狛犬の中では出来が良いだけに、阿の顔が欠けているのが残念!。拡大写真はこちら。

(天保9年(1838)戊戌8月吉日建立)

本殿


境内社の拝殿

二つの境内社を守る狛犬。拡大写真はこちら。

(慶応元年(1865)乙丑8月吉祥日建立)

猿田彦大神、豊日神社、白山神社の内、どれかと思われます。


御神木の楠