旅石八幡宮

糟屋郡須恵町旅石 (平成22年4月1日)

東経130度29分55.6秒、北緯33度35分25.6秒に鎮座。

この神社は、香椎線・須恵駅の南西400m程の辺り、須恵川の左岸に鎮座しております。この日最後に参拝した神社ですが、薄暗い境内は桜が満開で、桜吹雪のなか静かに参拝出来ました。

祭神
神功皇后・應神天皇(中央)・伊弉諾尊(東)・玉依姫命(西)
由来
旅石八幡宮縁起(貝原好古先生書)筑前風土記本記太宰管内志等の文献に見る如く、神功皇后蚊田の里え御行啓の御途次此所に来り給う。
然るに御産の催しにて御心例ならずおわしける故、石に御腰掛ましませるに「あなわびしとの給いける」。この地を名付けて「わびしを多米寺(たべし)と云う」。後の人旅石と改め、ここに御社を建てて祭れり。
旅石八幡宮縁起竝に社説の伝える如く建武の頃(1336)、應仁の頃(1467)、天正十四年(1573)岳城の山頂、鳥居城城主杉弾正忠重が戦死とともに落城した際、再度の兵火に遭い、社殿宝蔵品の大部分は焼失した。そのため創立沿革等については詳びらかにするを得ず。明和六年(1760)十一月に神社を再建せられた。その後数回の補修工事は施してはあります。寄進物も燈篭、鳥居、絵馬、高麗犬等参拾五件に及ぶ奉納せられてあります。・・・・
境内由緒書より。原文はこちら。

神社入り口

社号標と境内

二の鳥居

注連掛石

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(石工 三角治助 天保3年(1832)壬辰2月吉日建立)

本殿

こちらも八幡宮。旧社殿でしょうか。


不明

天満宮

石碑