貴船神社

糟屋郡宇美町貴船2 (平成22年4月1日)

東経130度30分49.9秒、北緯33度33分25.3秒に鎮座。

この神社は、宇美町役場の南1km程の辺り、貴船の住宅地中央の小高い岡の上に鎮座しております。

貴船神社由来記
主祭神 高龗神・暗龗神
併祭神 罔象女神・國常立神・神功皇后・應神天皇・玉依姫命
貴船神社の主祭神は伊弉諾命の子神といわれる高龗神と暗龗神を祀り、いづれも龍神すなはち「水神」雨乞いの神・祈雨・止雨の神として、同じく水神・罔象女神・國常立神・玉依姫を併祀する。今からおよそ一千五百有余年前人皇十八代反正天皇の御代に京都の洛北賀茂川の源流鞍馬山と貴船山の鞍部の山麓に建立鎮座する貴船神社は古代「木船」とも「貴布称」とも称し祭祀されていたが明治四年(1871)「貴船」と改められる。当神社はその末社で県社・郷社に次ぐ上位の格式にある「村社」として炭焼村字貴船(現在の花ノ木)に分祀された。農耕民にとって「土」と「水」は自然の恵・神の恵のものとして敬虔な心を失ふことなく祭祀し、二百十余年【安永五年(1776)】以前に現在地に鎮座建立。近郷村民の崇敬を一心に集め鎮守の神・氏神様として祭祀今日に至る。
境内由緒書より。原文はこちら。

神社全景

鳥居。額には「貴船祠」とあります。

参道の石段と二の鳥居

注連柱

スリムな体に小顔をのせたスマートな狛犬です。拡大写真はこちら。

(昭和8年(1933)4月吉日建立)

拝殿

本殿

末社