貴船神社

糟屋郡宇美町原田5-3-1 (平成30年3月27日)

東経130度31分58.21秒、北緯33度33分00.66秒に鎮座。

この神社は、JR香椎線・宇美駅の南東3km程の辺り、宇美町原田の街外れに鎮座しております。

御祭神 高龗神・闇龗神

由緒
京都洛北の貴船山山麓に鎮座する貴船神社総本社の社伝によれば伊弉諾命の御子神で水を司り給う霊験極めてあらたかな神とされ全国三百余社の分社を有しその創建は実に一千五百余年前人皇十八代反正天皇の御宇とされております。
本社は大正二年旧炭焼村の貴船神社から当地に勧請されたもので、その頃の当区は二十数戸の農家および数戸の商家といった一寒村にしか過ぎませんでしたが、耕地面積は広く前田を始め田屋前、四時田、小出ヶ浦等の良田と当区を中心に各山間部に連らなる、耕地で農家一戸当たりの耕作面積も一町歩以上の農家ばかりでした。それが明治末期より大正、昭和にかけて炭鉱が隆盛になるにつれて良田もいつとはなしに炭田用地となりました。
祖先がこの地に氏神様として貴船の水神を御祭祀されたことは農業はもち論多くの人びとが自然の恵みを十分に受けるよう願ってのことだと思います。なお境内には十句観音様を始め諸仏諸菩薩様が祀られており、また南方の山上には当区を一望に見渡す絶好の地に明治十二年五穀神をお祀りしてあります。
境内由緒書き より。

参道入口

注連柱

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和元年(1926)4月吉辰建立)

社殿


石仏