磯崎神社

糟屋郡新宮町新宮89 (平成30年1月4日)

東経130度26分08.36秒、北緯33度42分41.06秒に鎮座。

この神社は、西鉄貝塚線・西鉄新宮駅の西300m程の辺り、新宮の街中に鎮座しております。

御祭神 大己貴命・少彦名命・素盞嗚命

由緒
磯崎神社は始め現在地より西方にあった磯崎の岬(新宮波止場付近)に鎮座していたが、暴風や怒涛のため社殿の破損が心配されるため、村民がこの地に移さんと筑前藩主へ願いでました。貞享2年(1685)筑前国主松平右衛門佐光之(黒田光之)がこれを許して、遷座しました。
波際に高さ一丈(約3m)、長さ270間(約500m)の石垣を築き、松を植え、その辰巳(東南)にあたる白砂青松の間(現在地)に本社を移し祀りました。この時、石垣の内に漁家を現在の湊字古屋敷より移し、神宮浦を新宮浦と称するようになりました。
その後、元禄13年(1700)5月拝殿を建立、現在は昭和9年10月(第14回遷座祭)に造営されました。
また境内に「陰」「陽」二個の石(子持ち石)があり、子どもの無い婦人が北にある陰石に腰掛けて祈願すれば、子宝に恵まれると伝えられています。
尚、境内の絵馬堂には、古き時代の絵馬と寛永3年(1750)6月黒田藩から寄進された狩野昌運の筆になる「三十六歌仙」に公家衆が書いた寄合書の和歌が展示されています。
境内由緒書き より。

神社入口

神額

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内部

本殿覆屋


南風湊神社 天満宮

千代森神社

竈戸神社

子持石