糸島市多久698(平成22年4月5日)
東経130度11分49.75秒、北緯33度32分25.06秒に鎮座。
この神社は福岡前原道路・前原ICの北約600m、12号線沿いに鎮座しています。
社頭には立派な社号標が立ち、境内左右の桜がとても綺麗でした。境内入口には注連縄の架かった注連柱と「十六天神」と書かれた明神鳥居が立っています。遊具や土俵のある境内の奥には、低い石垣の上に社殿の建立された境内があり、2対の狛犬や、境内社などが奉られています。
御祭神:伊弉諾命、伊弉册命、瓊瓊杵命、木花開耶姫命、彦火々出見命、鵜茅葺不合尊、埴安命
祭礼日:4月11日・祈年祭、7月22日・夏越祭、11月22日・新嘗祭
境内社:出雲社
由緒:由緒は不詳です。十六天神と言われていましたが、慶応年間(1865〜68)、現社名に改名しました。
社号標 | 社頭 |
入口に立つ注連柱と明神鳥居 | 鳥居に架かる額 「十六天神」 |
境内の様子 |
拝殿前、大正14年生まれの狛犬 やや潰れた顔に鋭い目つき、良く揃った平歯、先が少し上がって横に垂らした耳、背筋を伸ばしてすっくと揚げた首。丁寧な造りでバランスの取れた姿をしており、吽は小さな玉を踏みつけています。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(大正14年(1925)9月吉日建立) |
妻入りの拝殿 |
流造りの本殿 |
本殿脇にいる肥前狛犬 直方体の顔に線書きの丸い目、大きな鼻は目元まで鼻筋を通しています。典型的な肥前で、軒下にいた所為かとても保存状態が良好です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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境内社:出雲社 | 庚申塔 |
庚申塔 | 台座の上に砂や藁が置いてあります。 この地域でよく見かけましたが、 名称も用途も良く分かりません。 |