白山神社

糸島市二丈福井4909(平成22年4月5日)

東経130度6分16.44秒、北緯33度30分34.83秒に鎮座。

 この神社は大入漁港のすぐ西に鎮座しています。
 入口には注連柱が立ち、境内はブロック塀で囲まれています。境内入口には正徳2年(1712)建立という風格を感じさせる古い明神鳥居が立ち、鳥居には「権現社」、社号標には「白山神社」の文字が刻まれています。
 境内にはいるとすぐに昭和13年生まれのスリムで精悍な狛犬が置かれ、妻入りの拝殿の後ろに流造りの本殿が建立されています。
 良い時期に来たのでしょう、境内右側に見える桜と菜の花の競演が見事でした。

 御祭神は菊理姫命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく由緒は不明です。

社頭
入口に立つ注連柱と、竹竿の下に括られている注連縄
境内入口に立つ正徳2年(1712)建立の明神鳥居
鳥居に架かる額「権現社」 社号標「白山神社」
境内左側の様子
拝殿前、昭和13年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、吽は右前脚で小さな玉を踏みつけています。垂れ耳で精悍な顔つき、スリムな体に鬣や尾の大小の渦が華やかな印象を与えます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和13年(1938)9月吉日建立)
妻入りの拝殿
拝殿、長押上に彫られた唐獅子牡丹
流造りの本殿
境内社:蛭子神
境内右側に見える桜と菜の花の競演が見事でした。