細石(さざれいし)神社

糸島市三雲432(平成22年4月5日)

東経130度14分42.21秒、北緯33度32分1.57秒に鎮座。

 この神社は怡土小学校の西約750m、563号線沿いに鎮座しています。
 参道入口に立つ注連柱から境内までは約150mほどあります。その間参道からは鎮守の杜がこんもりと見え、入口の鳥居を潜ると神橋が架かり、境内はブロック塀で囲われています。
 すっきりと整った境内奥に妻入りの拝殿、本殿は覆い屋で覆われています。境内には境内社が数社祀られ、注連縄が架かった神石がありますが、この石は嘗ては日向第二代のヒコホホデミノミコトの生誕地と伝えられる八竜の森にあったものです。御神木の根元が面白い形に育っていたのが印象的でした。

 御祭神:磐長姫、木花開耶姫
 祭礼日:不明
 境内社:三社
 由緒:旧名を佐々禮石神社といい、伊都国の中心部で、祭神は磐長姫と妹の木花開耶姫(日向第一代ニニギノミコトの妃)の二柱。
 元禄8年(1695)の「細石神社御縁起」では天正15年(1587)豊臣秀吉により、神田没収とある。これ以前については、判明していない。

参道入口
参道入口に立つ注連縄の架かった注連柱
社頭
入口の明神鳥居 社号標
「村社細石神社」
参道・神橋の様子
境内の様子
拝殿前、大正3年生まれの狛犬
肉厚の耳を横に張り出し、愛嬌のある顔つきのスリムな体型の狛犬です。吽は小さな玉を踏みつけ、尾の付け根は体から離してあります。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正3年(1914)7月建立)
妻入りの拝殿
本殿覆い屋
境内社 境内社
境内社 嘗ては日向第二代のヒコホホデミノミコトの生誕地と伝えられる八竜の森にあった神石
御神木