荻浦(おぎのうら)神社

糸島市荻浦144(平成22年4月5日)

東経130度11分34.59秒、北緯33度32分53.3秒に鎮座。

 この神社は美咲が丘駅の東北東約600m、小高い丘の上に鎮座していますが、周囲は団地や新興住宅地でした。
 石垣の上に社号標が立ち、入口には「天神社」と書かれた享保建立の明神鳥居が立っています。参道を進むと又石段となり、その上が境内です。境内入口には注連縄が架けられた注連柱が立ち、拝殿前には明治45年生まれのやんちゃな狛犬。本殿は玉垣で囲まれた中に建立され、境内社が二社祀られています。樹勢の良い御神木・イチイガシの枝振りも見事でした。

 御祭神:天照皇大神、国常立尊、豊受姫神、菅原大神
 祭礼日:7月11日、9月1日、10月17日、11月23日
 境内社:保食神社
 由緒:昔は老松神社と言った。一説には十六天神、また豊満神、山王神の相殿であるとも言う。
 明治5年11月3日村社に定められる。

社頭 社号標
神社入口
明神鳥居 鳥居に架かる額
「天神社」
参道の様子
境内入口
境内入口に立つ注連柱
拝殿前の狛犬
明治45年建立ながら、足許が補強のためか彫り抜かず、一見はじめ進化系のように見えます。まん丸目玉にデンと座った鼻、口蓋の皺や横に張り出しながら下に垂れた耳、歯並びの良い平歯等とても特徴のある顔つきの狛犬です。尾は三本に分かれ背に張り付いています。チョッとやんちゃな可愛い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治45年(1912)建立)
拝殿
本殿
境内社二社
境内の様子
御神木・イチイガシ