熊野神社

糸島市二丈田中411(平成22年4月5日)

東経130度10分4.38秒、北緯33度31分58.06秒に鎮座。

 この神社は筑肥線・一貴山駅の北西約300mに鎮座しています。石垣の上に変わった玉垣が組まれ、杉を中心とした鎮守の杜が熊野神社らしい落ち着きを感じさせる、雰囲気の良い神社でした。
 境内は中規模…といったところでしょうか、上下二段に分かれ、上の境内に社号標と狛犬が二対置かれ、社殿が建立されています。本殿後ろの鎮守の杜には紫陽花が沢山植えられ、梅雨時の参拝もしてみたい…と思わせる神社でした。

 御祭神:伊弉册命、速玉男命、事解男命
 祭礼日:9月19日
 由緒:この社は和歌山県の熊野三山から勸請されたと伝えられています。昔山越に祀られていましたが、明治24年1月19日現在地に遷座されました。
 明治5年11月3日村社に列し、昭和12年2月24日神饌幣帛供進神社指定になりました。

社頭
神社入口
境内入口に立つ注連柱、明神鳥居 鳥居に架かる額
境内に置かれている
社号標「村社熊野神社」
境内の様子
参道脇にいる肥前狛犬
双方吽のようにも見えますが、左の狛犬が彫り込んではないけれど少し口が開いているようにも見えます。とすると、吽には角があり、阿吽の位置が普通と反対です。体高約1m、肥前狛犬としてはとても大型で、首と背筋を伸ばし実に堂々としています。大きさも感じも佐賀の肥前狛犬とは大分異なりますが、これは地域格差なのか、時間的な差なのか、この地域でもっと沢山の狛犬を見ていきたいと思いました。
狛犬の拡大写真はこちらで
拝殿前、大正14年生まれの狛犬
吽は小さな玉を踏みつぶしています。口蓋や尾に浪速の流れを汲む様に見えますが、体格が良く、厳めしい中にも愛嬌のある顔つきが、かえって可愛く感じられます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正14年(1925)7月吉辰日建立)
妻入りの拝殿
流造りの本殿
本殿後ろの鎮守の杜と紫陽花苑の様子