糸島市飯原(平成22年4月5日)
東経130度12分34.42秒、北緯33度30分25.39秒に鎮座。
この神社は飯原公民館に隣接して、49号線沿いに鎮座しています。参道入口には社号標、注連縄の架かった注連柱と一の鳥居が立ち、参道左には御祭神・日本武命の妻・弟橘姫に因んで植樹された弟橘藤の藤棚が有ります。境内はこんもりとした大樹に覆われ、境内入口には二の鳥居が立っており、下部が樹皮だけ残っている御神木がまだまだ元気そうなのが印象的でした。妻入りの拝殿前には明治29年生まれの狛犬が居て、覆い屋内の本殿は目貫彫刻や木鼻が良い感じでした。
御祭神:日本武命
祭礼日:9月23日
境内社:荒神社他一社
由緒:昔、神功皇后高祖より御坂(三坂)を経て雷山に登り給い、層々岐岳にて天神地祇を祀り戦勝を祈り給う後、山をさがり給い此所に宿陣し給う夜、夢枕に日本武命がたたれ、賊徒討伐の法を教えられたという。
雉子の鳴く声を琴の音に聞きて目ざめられ、帰還の後、日本武命を祀り雉琴神社と崇め奉り、此所を雉琴と名付けられた。
参道入口 | |
社号標 | 参道入口に立つ注連縄の架かった注連柱と一の鳥居 |
弟橘藤 日本武命が上総(千葉)に向かう船上で嵐に遭遇したとき、愛妻弟橘姫は自ら人柱となって海中に身を投げ、危機を救いました。この藤はその故事に因んで植樹されたものです。 |
|
社頭 | |
境内入口に立つ二の鳥居 | |
境内の様子 | |
拝殿前、明治29年生まれの狛犬 吽は前脚で小さな玉を踏みつけています。この地域に良く見られる、厳めしい顔に垂れ耳の先を跳ねさせ、スリムな体で均整のとれた狛犬です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
|
(明治29年(1896)12月建立) |
妻入りの拝殿 | |
本殿覆い屋と本殿 | |
境内社 | 境内社:荒神社 |
御神木 | |