十六天神社

糸島市二丈武501(平成22年4月5日)

東経130度10分9秒、北緯33度31分26.35秒に鎮座。

 この神社は筑肥線・一貴山駅の南約800m、572号線沿いに鎮座しています。
 入り口近くの参道には狛犬が乗った明治26年建立の灯籠が立ち、入口に立つ鳥居の額には「天満宮」の文字が彫られています。石段の参道を上がると境内ですが、すぐ左側には二本の木が根元で繋がった御神木が聳えています。妻入りの拝殿と本殿脇にはそれぞれ趣の異なる狛犬が置かれ、狛犬ファンの私達としては嬉しい神社でした。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

社頭
参道脇に建つ狛犬が乗った明治26年建立の灯籠
神社入口
入り口に立つ台輪鳥居 鳥居の額「天満宮」
石段参道の様子
参道と境内入口
妻入りの拝殿
拝殿内の様子
拝殿前にいる大正6年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、厳めしい顔つきの割には若々しい感じのする狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・冨永乙吉 大正6年(1917)10月吉日建立)
本殿鞘堂
本殿脇にいる他人同士で一対とされている狛犬
左側の狛犬は肥前の中でも年代が古いのでしょうか?彫りが浅くとても素朴な感じがする狛犬です。右側の狛犬ははじめタイプに近い物ですが、一対だけ残されて淋しいのか、何処かいじけている感じがします。どちらも素朴で可愛く、私は大好きなタイプです。
狛犬の拡大写真はこちらで
境内社
御神木