糸島市志摩御床438 (平成30年1月6日)
東経130度09分19.74秒、北緯33度33分45.70秒に鎮座。
この神社は、糸島市役所の西北西4.5km程の辺り、可也山の南西山麓に鎮座しております。
御祭神 十城別命
由緒
白鳳元年肥前國松浦郡志々岐神社より鎮座と旧記に載す。明治5年(1872)11月3日村社に被定。
社説曰く、天智天皇の御代太宰観世音創建の時本尊にせんとて唐土より阿弥陀佛を取寄せ博多の津に向ふ所海上風波の為甚ざ危かりしに由り、平戸志々岐神社を船中に勧請し幸に恙なきを得て、唐津東海岸寺山の里に着す。後世佛像は太宰府に移し,敷鐵のみは久しく此所に留まりしに、後加也山南麓に移し御床と称したり、附近の名称概ね之に因むとあり。佛像は木造に改められ清賀上人作とも言ふ、大正3年(1914)4月國寳に指定せらる。
御床は幕政時代大庄屋の居住地として、海埋立92丁6反餘歩に上り、内2反2畝歩と年々玄米1石3斗2升を神社に奉納し、旧暦9月19日並に12月初丑の日の新嘗祭は神宮大前の儀に倣ひ前夜丑の時祭を嚴行し、附近庄屋並びに神主集りて祭儀に参加したりと。
福岡県神社誌 より。
神社入口
神額
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正13年(1924)建立)
拝殿内部
本殿