神在(かみあり)神社

糸島市神在801 (平成30年1月6日)

東経130度10分35.94秒、北緯33度31分52.52秒に鎮座。

この神社は、JR筑肥線・一貴山駅の東600m程の辺り、神在の街外れに鎮座しております。

御祭神 天常立尊・國常立尊・伊弉諾命・伊弉冊命・瓊瓊杵命・彦火火出見命・菅原神

由緒
第28代宣化天皇の2年壬辰(572)征新羅将軍に任ぜられた大伴連狭手彦は、新羅遠征と任那・百済救援の成功と渡海の安全を為すため都(奈良県高市郡)より七世の神(國常立尊・伊弉諾命・伊弉冊命・瓊瓊杵命・彦火火出見命・保食命・大己貴命)を勧請し、当地に神社を建立したのが神在神社の始まりとされています。最初は牧の天神山に在って勝れた神徳に人々が集まり村ができ、盛んに信仰されました。しかし戦国時代となり激しい戦乱のなかで祭りは途絶え社殿は荒廃し、神社の古いいわれを知る人も僅かになりました。
戦乱が終わり平和な世の中になった、寛文4年(1664)識者と村の有力者が、小社を今の宮所神在に建立しました。更に宝永4年(1707)古屋敷に在った社殿などを再建し、相殿左に菅原神を祀り右座に六柱天神を祀りました。また野崎の天神山に祀られていた、埴安命も合祀して現在の神在神社の姿になりました。
境内由緒書き より。

参道入口

境内

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


埴安命