花掛神社

糸島市志摩岐志699-1 (平成30年1月6日)

東経130度07分34.70秒、北緯33度34分16.66秒に鎮座。

この神社は、糸島市役所の西北西7km程の辺り、岐志漁港の北側近くに鎮座しております。

御祭神 底筒之男命・中筒之男命・表筒之男命・息長足姫命

由緒
幣帛料供進指定社。大字岐志の中央字原にあり。祭神は底筒之男命、中筒之男命、表筒之男命、息長足姫命を祀れり。
社伝に「神功皇后新羅に赴き玉ふときこの社の側なる山にて花を掛けて住吉大神を祭り玉ひし故に此の所を花掛山と唱へ、後に住吉大神の社を建て花掛大明神と号す」と。
祭日九月二十三日なり。又社の東南の傍に大なる松ありたり。綱掛松と呼ぶ。これ皇后御船の纜を繋ぎ玉ひし樹なりと云ふ。この松枯れて今はなし。尚社の傍に大石あり。東西の径七尺、南北の径一丈余、袖敷の石と云ふ。漁夫此の石上に神饌を供へて豊漁を祈る、故に龍宮石又は神宮石とも称ふ。此社近年造営して壮麗なり。引津海に瀕して景色佳し。
境内神社二、高峰神社及び蛭子神社。
糸島郡誌 より。

神社入口

神額

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治40年(1907)11月朔日建立)

拝殿内部

本殿覆屋


御神木