鎮懐石八幡宮

糸島市二丈深江2143-1 (平成30年1月6日)

東経130度08分01.50秒、北緯33度30分28.83秒に鎮座。

この神社は、JR筑肥線・筑前深江駅の西南西1km程の辺り、JR筑肥線と今宿バイパスの間に鎮座しております。

御祭神 神功皇后・応神天皇・武内宿祢

由緒
鎮懐石八幡宮御實記を始め、古事記、萬葉集の鎮懐石を詠める歌、などによると、神功皇后(息長足日女命)は応神天皇を懐妊しながらこの地を通って、朝鮮半島へ兵を出された時に、卵形の美しい二個の石を求めて肌身に抱き、鎮懐として出産の延期を祈られたのであった。願は叶って帰国後宇美の里で、應神帝をご安産された。
そこで、神功皇后が経尺の璧石を、子負ヶ原の丘上にお手ずから拝納されてより、世人は鎮懐石と称してその奇魂を崇拝するようになった。
昔は、深江字津ノ上の石垣で築かれた高台に、ご社殿があり、数百年の年輪を刻んだ大きな松の木々が欝蒼と生い茂っていたが、場所が狭く祭典にも不便を来していたので、昭和11年(1936)に南側山手の、字荻ノ原の広い土地にご遷座し、幣殿、拝殿などを新築した。
拝殿の床板は、85センチを超える幅の広い松板が使われており、当時この周辺にも大きな松の木々が多かったことを物語っている。
古い歴史の重みを感じさせる大きな松の木も、昭和25年(1950)頃から、松喰虫の被害が広がり伐採されて寂しくなった。
境内由緒書き より。

鎮懐石八幡宮公式サイトはこちら。

筑肥線踏切近くに立つ注連柱

実質的な参道入口

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内部

本殿


塞神・陰陽石

鎮懐石?