老松神社

飯塚市八木山 (平成24年4月21日)

東経130度36分25.64秒、北緯33度37分30.34秒に鎮座。

【神社情報・Rumarin&Saiseiさんより】
国道201号、篠栗町との境界から東に2.5kmの所にあり、国道沿いに一の鳥居があります。由緒書が見当たらなかったので由緒も祭神もわかりません。 神社周辺は標高が少し高いので福岡・飯塚両市街より2℃程低く、高木が並び鬱蒼とした境内に入るとさらに空気が冷たくなり肌寒さを感じましたが高原で森林浴をしているようで、とても爽やかな気分になりました。しかし、本殿の狛犬を見たらそんな気分はどこかに吹っ飛んでしまいました。

享保九年の三の鳥居をくぐり樹々の間の参道を進み石段を上るとすぐに文政二年の狛犬が一対、拝殿・本殿前にはそれぞれ一対の随身像があり、随身には五三の桐と三つ巴の紋が付いています。本殿に三つ巴紋があるので、後から五三桐の社が合祀されたのでしょうか。本殿左脇に立ち狛(吽)がいますがもう片方(阿)はいませんでした。本殿左側には建物が四つ並んでいますが、中にあるのは仏教的なものです。本殿の木狛は横長でちゃんとした足が無く、阿の方は顔面が削れていて見るに絶えませんが(笑)、吽の狛はまるで悟りを開いたかのような表情をしています。

神社側から見る一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

参道

拝殿前の高木

境内入口、かなり笑える豚鼻の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿内上部

社殿全図

本殿

随身

本殿彫刻
本殿縁の木製神殿狛犬

一体だけの狛犬。相方は逆立ちしていたのでしょうか。

境内堂