福岡市東区志賀島877 (平成30年1月4日)
東経130度18分55.80秒、北緯33度39分53.04秒に鎮座。
この神社は、博多湾の入口に浮かぶ志賀島の南東角に鎮座しております。
御祭神 仲津綿津見神・底津綿津見神・表津綿津見神
由緒
古来、玄界灘に臨む交通の要衝として西域視されていた志賀島に鎮座し、「龍の都」「海神の総本山」と称えられ、海の守護神として篤く信仰されている。
御祭神は、伊邪那岐命が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原において禊祓をされた際に、住吉三神と共に御出現された綿津見三神で、神裔安曇族によって奉斎されている。
御祭神が禊祓で御出現された神であることから不浄を特に嫌い、諸々の穢・厄・災・罪を祓い清め、また、海の主宰神であることから水と塩を支配し、私達の生活の豊凶をも左右する御神威を顕現されている。
当社の創建は明らかではないが、古来、勝馬の地に表津宮・中津宮・沖津宮の三社で奉斎されていた。二世紀(遅くとも四世紀)に表津宮(底津綿津見神)が当地勝山に遷座、併せて仲津綿津見神・表津綿津見神が奉祀されたと伝えられている。
往時の社殿は壮麗で、末社375社、社領50石を有し、奉仕する者も百数十名いたなど繁栄を極めた。社伝には神功皇后の伝説を多く残し、元寇の役など国家の非常の際に赫々たる御神威を顕示されたことから、社格の貞観元年(859)従五位上、『延喜式』には明神大社、大正15年(1927)には官幣小社の殊遇をうけている。
境内由緒書き より。
参道入口と一の鳥居
神額
参道
二の鳥居
参道
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正15年(1926)丙寅2月建立)
神門
境内
拝殿
本殿
今宮
荒神社・祇園社・大神宮社・惣社
山之神社 | 印鑰神社 |
宝篋印塔
遥拝所
境内からの景色