宝満宮

福岡市博多区空港前4-13-3 (平成30年3月27日)

東経130度27分18.06秒、北緯33度35分27.92秒に鎮座。

この神社は、福岡空港の東100m程の辺り、空港前の街中に鎮座しております。

御祭神 玉依姫命

由緒
茲に鎮座する寶満宮は、「筑前國續風土記拾遺」によれば、宝満山麓旧御笠郡内山村(現太宰府市)に鎮座する竃門神社の祭神玉依姫命[神武天皇御母神]を、往時、上臼井村の三宅実秋、平田清蔵が信仰してはじめてこの地に勧請した産土神である。以来、氏子によって代々引き継がれ祀られてきている。勧請年月は不詳
稲作を主な生業とした時代は、山容秀麗な宝満山は、旧席田郡の広い水田地帯を潤す御笠川の水源となっており、水分(みくまり)の神信仰の山として尊崇されてきた。当集落をはじめとして御笠川水系に沿った集落には寶満宮が祀られて在る所もあり、水の神、五穀神として農業・農民を守護してきたと考えられる。
氏子の当寶満宮への崇敬は篤く、祭祀、造営等献身的に関与奉仕してきている。産土神をはじめ境内外に安置の小祠・仏像・石碑などはすべて氏子の加護賜り、また氏子は当氏子区の平穏、秩序、発展及び家々の招福、無病息災、家内安全、繁栄などを祈願する。古くより継承の伝統行事も絶えることなく、今も維持存続している。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治9年(1876)丙子建立)

拝殿内部

本殿


石仏

絵馬殿