王城(おうぎ)神社

太宰府市通古賀5 (平成22年4月1日)

東経130度30分51.9秒、北緯33度30分14秒に鎮座。

この神社は、鹿児島本線・都府楼南駅の北東800m程の辺り、通古賀(とおのこが)の住宅街に鎮座しております。

王城神社由緒
御祭神 事代主命(ゑびす大神)
当社は太宰府の護り神として大野山(大城山又四王寺山とも云う)に祀られていましたが今より千三百年前この通古賀も扇屋敷に遷り御鎮座ましました九州では一番古いえびす様であります。
当時は通古賀は「コクガ」として栄え武蔵長者、扇長者をはじめ官民の尊崇厚く祭事も盛大に行われていたことが昔の文書に詳しく記されています。御承知の通りえびすさまは福徳円満な神として人々の信仰あつく商売繁盛、五穀豊穣、漁業繁栄其他もろもろの御利益が顕著あらせられます。皆様の御信仰により益々御神徳が発揚せらるる様御由緒に書き添える次第であります。
境内由緒書より。原文はこちら。

王城神社縁起(江戸時代寛政年間)によれば、神武天皇が四王寺山(王城山、大野山)に城を築いた際に、山中に武甕槌命(みかづちのみこと)と事代主命をまつったことに由来するとされる。その後665 年、大野城築城に際し、現在の太宰府市通古賀の地に遷されたとされる。
本社の所在地である太宰府市通古賀に筑前国衙が存在したとの説が古くからあり(筑前国続風土記拾遺等)、国衙の存在を推定させるものとして、本社横の王城館の前に、礎石が残されている。これらのことから、本社は、筑前国衙鎮守のような位置づけであったとも考えられている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

神社全景

鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。体は逞しいが豚鼻で笑えます。拡大写真はこちら。

(明治33年(1900)庚子1月元旦建立)

本殿


猿田彦大神とえびす様の浮き彫りの石碑

御神木の根本にある「恵毘須」の石碑

不明の末社

御神木