山霊神社

築上郡築上町寒田634 (令和7年4月3日)

東経130度59分34.92秒、北緯33度33分19.38秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・築城駅の南西10km程の辺り、寒田の街外れに鎮座しております。

御祭神 大山祇命・天大玉命・若年神

由緒
1. 養老7年癸亥(723)9月29日開基説に謂、山獣耕作を害し村人深くなやみ大山祇命に17日間祈願す。不思議にも村の北方に小さき岩有り、其の岩上に毎夜灯明の光之有。人民大に?居する処、岡田平右ェ門夢に大山祇命の岩上に降臨座在と見夢覺或人に語り、奇異の思ひ是全く尊神の降臨と察し、此の岩を飛岩と稱し、又一名養老岩と申し、其の岩の上に小社を營み衆民崇之也。
1. 永正9年壬申(1512)11月社を村の中央に移し建立致し、求菩提山行善和尚に託して祭杞之 。
1. 天正15年丁亥(1587)9月3日中津城主黒田長政、大軍が襲来此時兵火に罹り宮殿に属す故に仮殿に遷す。
1. 元和2年丙辰(1616)4月西方山の高所に新築し迎神楽を奉納し遷座し奉る。
1. 寛文5年乙巳(1665)3月野火誘て社殿焼く。此時岡田平治神室を負て逃れ僅か由来記2,3点焼残る。
1. 寛文6年(1666)自7年9月迄に右の所に再建し仝月28日遷宮行ふ。而して氏子人民相議し村の中央旧社地を開墾し神田1反6畝を拓き其の仁徳を以て毎年11月中の卯日神祭日とす。
境内由緒書き より

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和4年(1929)5月吉日建立)

一の鳥居

神額

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治34年(1901)建立)

石灯籠

石灯籠上の狛犬

二の鳥居

境内入口

拝殿

本殿覆屋


参道石段より見る一の鳥居