菓實(このみ)神社

築上郡築上町坂本564 (令和7年4月4日)

東経131度02分44.90秒、北緯33度38分43.02秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・椎田駅の西南西1.5km程の辺り、坂本の街外れに鎮座しております。

御祭神 思兼命・太玉命・天之忍日命

由緒
日本が律令国家として歩み始めた7世紀代、全国に古代官道(駅路)が整備され、中央政府と地方が最短距離で結ばれました。官道は両側に側溝を備えた幅9〜12mの直線道路で、情報伝達数や税の運搬、兵士の移動などに使用されました。当時、税の運搬は、納税者が行い、長い旅で餓死者も多く、天平宝字3年((759))官道の両側に柿などの果実を植え、旅人が食べて飢えをしのげるようになりました。
菓實神社は社伝では、養老3年(719)枚岡神社(東大阪市)を勧進したと伝わりますが、現在地の東側70mを官道が通り、大字水原と坂本に「木実(このみ)」の地名が見られ、官道沿いに植えられた果樹との関連が考えられます。
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和17年(1942)12月吉日建立)

神額

参道

境内入口

拝殿

拝殿内部

本殿

本殿縁側の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


境内社と石碑