水田天満宮

筑後市水田62-1 (平成27年12月25日)

東経130度29分16.88秒、北緯33度11分42.94秒に鎮座。

この神社は、筑後市役所の南西2.5km程の辺り、水田公園の隣に鎮座しております。

御祭神 菅原道真公

由緒
水田天満宮は、御祭神 菅原道真公をお祀りいたし鎌倉時代の嘉禄二年(鎌倉時代1226年)に菅原長者大蔵卿為長朝臣が後堀河天皇の勅命により建立し、明治維新までは後堀河天皇勅願所の提灯が御本殿の左右に灯されていました。
御神領は、天文・天正年間には623町余り、豊臣秀吉時代に小早川秀包公(毛利秀包・久留米城主)より 一千石、慶長6年に筑後国主 田中吉政公より 一千石、江戸幕府上使 松倉豊後守重政より 一千石、久留米城主 有馬豊氏公より二百五十石、柳川城主 立花宗茂公より 五十石の寄進があり、総高三千三百石を領有していました。
また、宝歴四年(1754年)水田別当延寿王院(太宰府天満宮宮司家)信貫法印は水田天満宮から入京して桃園天皇の玉体安全の祈祷を行われたと言われています。
水田天満宮は、太宰府天満宮と御縁深く、菅原道真公の御霊魂を祀り、太宰府天満宮の重要な荘園「水田の荘」の守護神でありました。
 幕末の清河八郎(新選組)の遺著「潜中始末」では「水田と申すは天満宮の鎮守処にて、太宰府に続きたる九州第二天満宮なり。」と讃えています。
御本殿は、寛文12年(1672年)に再建され、昭和36年に福岡県文化財として指定され、平成7年に2度目の再建が行われました。水田天満宮は太宰府に次ぐ九州二大天満宮として人々の信仰は極めて篤く、その伝統を守り続けています。
水田天満宮公式サイト より。

参道入口と一の鳥居

参道

二の鳥居

神橋

参道

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。
(安永4年(1775)乙未9月吉日建立)

境内

参道手前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
奥側の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬

拝殿内部

本殿裏

本殿裏の肥前狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


恋木神社・鳥居

恋木神社・社殿

靖国神社

月読神社

すずめ蜂を銜えた鷽鳥

御神木


境内隣、郷土資料館。

郷土資料館の肥前狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)