豊前市八屋1105-1 (令和7年4月1日)
東経131度07分03.90秒、北緯33度36分43.34秒に鎮座。
この神社は、JR日豊本線・宇島駅の南西1.4km程の辺り、八屋の街中に鎮座しております。
御祭神 菅原道真公
宝福寺と菅原神社
宝福寺の開基は「宝福寺由来記」によれば、国家鎮護祈願道場である「寶福寺」に由来するが、応永の乱(1399)で焼失し、本尊の薬師如来だけが残された。延宝8年(1680)、雲雪和尚(宇佐郡出身)がこの薬師如来を祀りたいと村人に申し出て一堂を建立し、元禄4年(1691)までの12年間住職として法灯を守ったが、その維持には苦心したらしく、後を継いだ梅州和尚によって、元禄5年(1692)小笠原藩の菩提寺である広寿山福聚寺第二世法雲和尚をお招きし、再興の開祖としたと言われる。
法雲は如法寺の再興に尽力した黄檗宗の僧侶で、福聚寺の末寺の開基や再興に尽力したとされ、宝福寺の再興もそうした過程の中でなされたと考えられる。
社伝によれば、菅原神社は寛文12年(1672)郡中の雨請祈願所として、大宰府天満宮より勧請され当地に小祀が建てられたことに始まる。その後、小笠原忠真の側室である大檀越貞院の寄進により、天和元年(1681)社殿が建立され、菅公を祀る神社として整えられた。
昭和4年(1929)より菅原神社の境内を中心にツツジが植えられ、現在3,000本にも及んでおりツツジの名所として遠近より多くの人が訪れている。
境内由緒書き より。
参道入口
入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
神額
参道
境内入口
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治13年(1880)8月上旬建立)
拝殿内部
本殿
左右の脇社
神楽殿
宝福寺山