神明神社

吉田郡永平寺町松岡湯谷56-40-1 (令和6年4月14日)

東経136度18分12.91秒、北緯36度03分38.15秒に鎮座。

この神社は、北陸自動車道・福井北ICの南東2km程の辺り、松岡湯谷の街外れに鎮座しております。

御祭神 天照皇大神・牛頭天王

由緒
湯谷神明神社は天照大神・牛頭天王・薬師如来・不動明王をお祀りしてある古い御社である。
薬師如来不動明王は、鎌倉彫刻の遺風がみられる室町初期の地方作像で、松岡町の文化財に指定されている。中世の頃、蔵王山は山岳信仰の霊場であったが、湯谷明神社の御神体である本地仏に「雨宝童子」が祀られていることは湯谷の板室を経て蔵王山に登拝する山岳佛教が天台宗であったことを表している。この神社の諸像はその天台関係の佛像が今に遺っているもので中世蔵王山の山岳信仰資料としても極めて貴重である。
旧社殿が建立されてから289年を経て腐朽したので、区氏一同相図り、子孫に敬神崇祖の念を伝えるべく、新社殿を造営した。
境内由緒書き より。

創立年代不詳。明治時代の初期に村社に列せられた。明治43年11月14日に字下吉野の吉野神社に合祀されたが、昭和20年に分離し、現在地に遷座された。昭和56年10月11日に社殿改築と鳥居新築の竣工奉告祭を執行した。
福井県神社庁公式サイト より。

参道入口

二の鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬

(昭和56年(1981)10月建立)

香炉

香炉蓋上の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治38年(1905)旧3月建立)

本殿


境内左手の庚申堂

石祠

確認出来る日本最古の青面金剛像(正保4年(1647)3月建立)