八幡神社

吉田郡永平寺町松岡吉野13-11 (令和6年4月14日)

東経136度17分58.97秒、北緯36度04分38.74秒に鎮座。

この神社は、中部縦貫自動車道・松岡ICの南80m程の辺り、松岡吉野の街中に鎮座しております。

御祭神 品陀和気命

由緒
八幡神社建立のこの丘は、古来より小山と呼ばれ聖地として崇めてきた古墳であった。
御祭神は品陀和気命(応神天皇即ち八幡神)で室町の中頃、村の七軒家が中心となり鎮守様として祀ったのが始まりと伝えられている。
御神体の八幡神の石造には、天和2年(1682)と刻まれていることからこの時併せて本殿も造営されたものと考えられる。
その後、春は泰澄の誕生日(4月18日)秋は二百二十日の風祭り(9月11日)を祭日として、お祭りが行われていた。
特に、日清、日露の戦役、第二次世界大戦には弓矢の守護神として出征兵士の武運を祈る祈願所となった。
昭和15年(1940)皇紀2600年を記念して境内の拡張・整備を行い、神社としての形が整った。
平成2年(1990)平成の御大典記念事業として社殿改築の議が起こり、古墳の確認調査を行った結果、副葬品の埋納木棺が発見され、八本の鉄刀、九本の鏃、祭祀用鉄製農具等を出土し、五世紀前半の築造による円墳であり、当時の権力者の墳墓であろうことが確認された。
この度、古墳の主体部を秘めたまま覆土し整地して本殿の改築、幣殿、拝殿の新築の業を区民一致協力して成し遂げ、区民の守護神として永く奉斎されることを祈念して後世に伝えることになった。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

本殿覆屋