白山神社

吉田郡永平寺町京善42-1 (平成30年8月8日)

東経136度19分24.05秒、北緯36度04分18.19秒に鎮座。

この神社は、中部縦貫自動車道・永平寺参道インターの南1km程の辺り、京善の街中に鎮座しております。

御祭神 伊弉册尊

創立の年代不詳。明治中頃に京善区の上社を下社に合祀した。昭和41年に社殿を鉄筋コンクリート造に改築した。昭和46年に御神輿を購入して以来10月10日の例祭に渡御している。平成元年に御大典を記念し幟のポールを金属製にした。
福井県神社庁公式サイト より

京善白山神社は、村社格にて明治までは、上社と下社がありました。明治期に現在の場所に合祀され、つい最近までは神社の事を、「堂様」と呼び慣れ親しんできました。
元来この地域は天台宗が広まっていた事もあり、神仏習合の名残りから、神社の御神体は、ニ体共に観音様となっています。
京善区の中央には桜川が流れており、さらに稀有な事に集落には七本の用水が備えられています。両側には山が連なり一見水に恵まれているように見えますが、谷川は夏には涸れ、桜川は暴れ川となり古来区民を苦しめてきました。水への畏れと希求、願望としての水神、白山の神をお祀りした、先人の苦労が偲ばれます。
昭和42年には社殿を建立し、53年には、神輿を新調しました。今日の豊かな土地にするために苦労された前人を想い感謝し、世界の平和と末永い京善区の平安繁栄を祈念しこれを建立します。
境内由緒書き より

参道入口

境内入口

鳥居

神額

社殿