敦賀市三島町1-3-3(平成20年11月1日)
東経136度4分11.2秒、北緯35度38分55.58秒に鎮座。
この神社は、敦賀港の南1km程の辺り、敦賀市の住宅街の中に鎮座しております。市街地にありますが、境内には敦賀郷土博物館があり、かなり広い社地を持つ神社です。また七五三でしょうか子供連れの参拝者が多数みられ、地域の篤い尊崇をあつめているようです。
祭神:誉田別尊・五十目足彦命
例祭:五月八日・八月二四日
神紋:巴及菊に巴
本殿:流造・七坪
境内:九〇〇坪余
末社:十社
宝物:神輿(正保元年領主酒井忠勝寄進)、弓矢、太刀、(伝織田信長寄進、県文化財指定)、竜形彫刻(敦賀城主大谷吉隆寄進)、神像、楓一株(市天然記念物)
郷土博物館あり、昭和二五年開館
氏子:千戸
崇敬者:二万五千人
由緒沿革
応神天皇皇太子に座す時、武内宿禰を従え気比大神に参拝し給うた際当宮を創立す。光仁天皇の御代に神託あり、藤原永手は勅を奉じて宝亀一一年新に神殿を造り、誉田別尊を奉祀し大宝四年以来奉祀せる石田大神を配祀として奉斉したのである。延喜の制の越前国敦賀郡石田神社とあるは当社なりという。大谷吉隆が敦賀城主となりてより、歴代の領主の崇敬保護を享け、江戸時代には青蓮院宮の御支配下に属していた。大正二年千二百年祭を斎行。昭和一二年県社に昇格された。
神社名鑑より。
神社入り口。
神楽殿
平成生まれの出雲丹後。拡大写真はこちら。
(平成2年(1990)建立)
割拝殿
拝殿前の狛犬。カールしていないストレートヘアーが古さを感じさせます。拡大写真はこちら。
(明和8年(1771)4月28日建立)
割拝殿と拝殿の間に居る狛犬。御大典記念と台座にあります。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)建立)
拝殿内部と本殿
日吉社
神様を護っているというより、ペットのような可愛い狛犬。拡大写真はこちら。
金毘羅社
宝永の狛犬にしては損傷も殆ど無く、保存状態の良い狛犬です。拡大写真はこちら。
(宝永2年(1705)8月吉日建立)
境内の末社
かなり剥落の進んだ出雲丹後
かなり古そうな笏谷狛犬ですが、製作年代は不明です。
名称不明の末社
欲を言えばこうなる前に修理をして欲しい気がするが、でも捨てられずに居るだけ良しとすべきでしょうか。
末社
かなり笑える狛犬です。しかも結構可愛いやつです。
赤の他人(犬?)の三匹が一つ屋根の下で暮らしているようです。
末社
遠からず石に還ってしまうのでしょうか。
なんと十対+3=23体もの狛犬が居ました。一つの神社では最多でしょうか。狛犬ファン必見!。