片岸神社

坂井市三国町山岸24-22(平成24年6月1日)

東経136度8分59.91秒、北緯36度11分15.18秒に鎮座。

 この神社は三国西小学校の東約300m、九頭龍川の河口近くの西岸に鎮座し、境内右側には山岸区民館が建っています。
 入口中央に鳥居、左手に、「式内 片岸神社」と記された社号標が立っています。背景には大樹の聳えた森がありますが、境内は中央の石の参道以外は草に覆われ、背丈の揃った低木が綺麗に植えられています。参道突き当たりには出雲狛犬が護る入母屋造りの拝殿、弊殿・本殿覆い屋が続いて建立されています。本殿に向かって左側には中に神明神社、春日神社、磯崎神社、稲荷神社の四石祠が祀られる合社が建立されています。又、本殿の右手にも恵比寿神社と思われる社殿が祀られています。
 明確な証があるわけではない様ですが、式内社・片岸神社の論社の一つとなっています。

 御祭神:継体天皇
 祭礼日:例祭日・4月10日
 境内社:神明神社、春日神社、磯崎神社、稲荷神社
 由緒:由緒不詳。旧村社。元々この地に鎭座する神明神社の境内社であったのを、「明治18年7月1日福井県ノ許可ヲ得テ、本社神明社ヲ境内神社トシ、片岸神社ヲ本社二引直シ」たものである。
(「延喜式神社の調査」より)

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居
社号標「式内片岸神社」 鳥居に掛かる額
参道境内の様子
拝殿前、大正14年生まれの出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正14年(1925)1月建立)
入母屋造りの拝殿
弊殿と本殿覆い屋
本殿縁にいる神殿狛犬二対

本殿脇に祀られる境内社 鞘堂
境内社:春日神社
 
境内社:磯崎神社
 
境内社:神明神社
 
境内社:稲荷神社
 
境内社:恵比寿神社?