春日神社

坂井市坂井町上新庄43-37 (平成27年5月17日)

東経136度14分08.30秒、北緯36度09分42.36秒に鎮座。

この神社は、JR北陸本線・丸岡駅の北300m程の辺り、坂井町上新庄の街中に鎮座しております。

御祭神 天津児屋根命・市杵姫命

由緒
当社は1500年の昔、人皇第66代、一条天皇の御代の夏が大旱魃にあい、諸川みな涸れ用水を求める術を失い稲面等既に枯れかかり、農民の苦しみは想像に絶するものがありました。時に当時の指導者、水上完茂、末広武長等は日夜協議の結果遂に祈雨を平泉寺に出願いたしました。平泉寺は南部興福寺に諮り、興福寺は急いで朝廷に奏聞いたしました。天皇は深く御心痛になられ春日の神霊に祈るべし、との勅宣を賜わりました。不思議にも鳴鹿附近の赤岩の上に一頭の鹿が現われ大声で鳴き続けています。然も口には御幣をくわへ上鳴鹿郷から下本荘藤沢迄走り続けて止まりました。その通り跡に水が流れて清渠となり漑水ができ郷民は苦難を脱することができました。これが現在の十郷用水の始まりであります。この後御託宣があって春日大明神の御分神を河口荘に斎き祭ることになりましたこれが十郷春日であります。・・・・・
境内由緒書き より。

参道入口

鳥居

境内

手水舎

拝殿

本殿覆屋


石祠