磐座(いわくら)神社

大野市糸魚町8 (平成27年5月16日)

東経136度29分40.00秒、北緯35度58分21.30秒に鎮座。

この神社は、JR越美北線・越前大野駅の南西1km程の辺り、糸魚町の街中に鎮座しております。

御祭神 市寸島比売明・天照大御神

由緒
本願清水脇に鎮座する磐座神社は、元は横町の宮沢家に祀られていたものを江戸時代 (文政年間(1818〜1829)) に遷座したもので、『市寸島比売明』という女神が祀られています。
この女神は、宗像三女神の一人で、広島の厳島神社に祀られていることで有名です。
元々は北九州に本拠地を置く宗像氏の氏神で、「海を神格化した神でしたが、古代の日本において朝鮮半島との交流が重要視されるに伴い、宗像氏の勢力が強化され、宗像三女神も「海運の神」として全国で祀られるようになり、やがて「水の神」として信仰を集めるようになります。
このことから、昔の人も本願清水の湧水を大切にしていたことが伺えます。現在は天照皇大神宮、『祭神 天照大御神』も一緒に祀っています。
境内由緒書き より。

神社入口

神額

拝殿

拝殿前の笏谷狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿内部。左手が天照皇大神宮。右手が磐座神社。

本殿前の神殿狛犬

名水百選、本願清水。イトヨ生息地