依居(えご)神社

大飯郡おおい町岡安 (平成22年7月27日)

東経135度35分3.1秒、北緯35度27分29.7秒に鎮座。

この神社は、若狭和田駅の南4km程の辺り岡安集落の北外れに鎮座しております。嘗ての参道と思われる、神社正面の道を北上して行くと、遠目にもそれと解る豊かな杜が見えて来ます。境内は期待に違わず、巨木が生い茂り、静かな空間を作り出しています。

依居神社は、佐分利川を6キロほど上流に行った岡安集落にある。この神社の祭神は応神天皇といわれる。
延長元年(923年)の『若狭国神名帳』には、「従三位依居神社」と載っているので、創建はそれよりも古いものとされる。元来は八幡宮であったが、火災に遭ったため、ご移転のお伺いを立てたところ、「ここに居る」と申されたので依居神社になったと伝えられている。『東鑑(あずまかがみ)』には「衣生庄」という庄名が載っているが、草書体の居の字を写し間違えたものとされている。
社前には、創建時代からのものといわれるモミの木があり、県指定の天然記念物である。
旧、若狭湾観光連盟公式サイトより。

神社遠景

神社入口

境内

天然記念物のモミと拝殿

歴史の古さを思わせる巨木が至る所に生えています。

狛犬とモミ

拝殿

玉垣内側の出雲丹後。拡大写真はこちら。

(天保11年(1840)庚子6月吉日建立)

本殿覆屋

本殿


末社


稲荷神社