久須夜(くすや)神社

小浜市堅海10-4 (平成22年7月29日)

東経135度43分41.88秒、北緯35度32分13.94秒に鎮座。

この神社は、小浜市の北、若狭湾を覆うように張り出した、内外海(うちとみ)半島のほぼ中央に聳える久須夜ヶ岳。そのの南山麓、堅海集落の東外れに鎮座しております。

久須夜神社
祭神 大己貴命(亦の御名を大國主命)
例祭 6月11日
由緒
創祀勧請は詳らかならず、社殿の創建は、大化1年(645)乙巳年と伝えている。延喜式内社である。境内山中に岩があり大神岩という。往古大神がこの岩上に鎮座されたという。里人は狼岩といって畏怖している。又常に御憩いなされた御腰掛岩があり、一帯を烏帽子の森と称し現境内がその一部を占めている。今も尚堅く不浄を禁じている。斎衡年間(西暦八百五十四年)現在地に社殿を建て鎮座される。若狭國の名山久須夜岳は久須夜神社の名に依って生れ、久須の夜雨は若狭八景に数へられている、
境内由緒書より。原文はこちら。

社号標と参道。やや右手に見えるのが久須夜ヶ岳かと思います。

参道途中、一の鳥居。

二の鳥居

参道

鬱蒼とした薄暗い参道を行くと程なく社殿が見えて来ます。

境内

拝殿

本殿

玉垣内側の出雲丹後。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


小玉神社


八幡神社

八幡神社、社殿内の神殿狛犬。拡大写真はこちら。


天満神社


山神社


秋葉神社


堅く不浄を禁じている「烏帽子の森」