八幡神社

小浜市小浜男山 (平成22年7月27日)

東経135度44分34.55秒、北緯35度29分20.68秒に鎮座。

この神社は、小浜駅の西500m程の辺り、後瀬山の北山麓の鎮座しております。山を背に北向きに建つ社殿は大変景色が良く、早朝だった所為でしょうか、静かに参拝出来、記憶に残る神社となりました。

八幡神社(旧社格県社)
御祭神 應神天皇・神功皇后(應神天皇御母)・宗像三神(多紀理比賣神・多紀都比賣神・市伎島比賣神)
御神徳
古来武神として崇められてきたが、学問の神、産業振興の神でもあり、また海路陸路交通安全の神、安産、子育ての神としても崇敬されている。
由緒
国学者伴信友翁は「八幡考」で神護景雲三年(768)創建、神護景雲四年勅使参向鹿毛の馬奉納(続日本紀)と考証している。
境内由緒書より。原文はこちら。

丹後街道より見る一の鳥居。後ろは後瀬山(のちせやま)。

参道と交差する丹後街道左右。街道を示す標識の脇には、万葉の歌が、「かにかくに人は言ふとも若狭道の後瀬の山の後もあはむ君」大伴坂上大嬢。慶長六年(1601)、若狭国主で小浜城主となった京極高次が、海沿いの地に小浜城(別名雲浜城)を築く迄、後瀬山に城があったようです。

参道の高い所から辺りを睥睨する狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和9年(1934)10月建立)

神社遠景

神社入口。鳥居は小浜市指定文化財。

境内

狛犬と拝殿

石段左右、スリムな笏谷狛犬。拡大写真はこちら。

(明治24年(1891)辛卯3月15日再興 但し台座の建立年かも知れません)

拝殿内部

本殿


若宮神社

若宮神社を護る笏谷狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

粟島神社

伊勢神宮遙拝所

天満神社

高良神社

陶器製と思われる神殿狛犬

六月祓神社

松尾神社

三輪神社


大神宮参道

大神宮


稲荷神社入口

稲荷入口のお狐様

(年代不明)

稲荷神社

優雅なブロンズのお狐様

(年代不明)

船玉神社

姫宮神社


燈籠


絵馬


放生祭(ほうぜまつり)が有名なようです。若狭地方では最大の秋祭りで、捕えられた魚鳥を山野や池水に放つ慈悲行為で、佛教的色彩の濃い祭です。拡大写真はこちら。