波古(はこ)神社

三方上中郡若狭町堤 (平成22年7月26日)

東経135度51分24.53秒、北緯35度28分32.80秒に鎮座。

この神社は、JR小浜線・上中駅の北2km程の辺り、堤に鎮座しております。又、若狭國遠敷郡の波古神社と比定される式内社であります。

御祭神 波邇夜須毘古ノ神・天照大御神・伊弉册尊
由緒沿革
創祀は天平年中(729〜749)と伝えられている。
明治元年六月祭神が波邇夜須毘古ノ神であることから従三位の箱神社から波古神社に改称される。
大正四年一月十六日付け福井県告示第六号により式内村社になる。(1914)
延宝三年(1675)の由緒書に口伝えとして「伊屋谷の峰より夜な夜な光が差していた。この光は一つの箱の中より差していたので、これを御神霊の御降臨給いしとして、この山を箱ヶ嶽と名付け、里人の鎮守 [箱大明神] として社を山麓にたて奉った。
社殿が完成の時、周囲の茂った樹木は一夜の内に生じたので「一夜の森」と称するとある。
境内の敷地は椿の木が多い事から「椿の森」と言っている。
波邇夜須毘古ノ神は山野田園の土壌を司る神とされる。
境内由緒書より。原文はこちら。

神社入口

鳥居と社号標

参道

神楽殿

狛犬と本殿

玉垣前の出雲丹後狛犬。拡大写真はこちら。

(大正4年(1915)建立)

玉垣内の狛犬。風化してやや角が取れています。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿

御祭神と「箱大明神」の神額


奥の院

奥の院を護る出雲丹後。何やら佐渡風な顔つきです。拡大写真はこちら。

(年代不明)

牛頭天王・天満大神

六所大明神

山神社

大日大聖不動明王