分(わけ)神社
福井市脇三ヶ町40-18(平成24年6月2日)
東経136度17分43.03秒、北緯36度00分50.61秒に鎮座。
この神社は一乗谷駅の北西約600mに鎮座しています。脇三ヶ集落の東端にある神社は、大きな森に中に鎮座する静かで清々しい感じが濃厚な、落ち着いた佇まいの神社でした。
入口には「式内分神社」の社号標と、旗立台、鳥居が建立され、豊かな森の中を真東に向かい、参道が付けられています。境内は二段に分かれ、それぞれが石段を数段上がって入ります。社殿は千鳥破風付き入母屋造りコンクリート製、一体化して流造の本殿が繋がっています。私達にとって嬉しかったことは、末社内に可愛い笏谷狛犬が二対もいたことでした。
式内社・分神社に比定されている古社だそうですが、元亀年中、織田氏の兵火に罹り、社殿古記等を焼失し、天正年間、牧山城主長谷川秀一によって再興されました。古社地は、現在地の西200mほどの水田の中にあり、鳥居と榎木が一本聳えています。
御祭神:伊波知和希命
祭礼日:4月15日・春季例祭
境内社:1社
由緒:大森神社と同じく祭神に伊波知和希命(いはちわけみこと)を祭り、このf和希(わけ)」が「脇」三ヶという地名の由来と考えられます。
天正元年(1573)織田氏の兵火にかかり当時の社伝及び神宝・神器は焼失しましたが、その後東郷城主、長谷川秀一の崇敬を受け再建されました。

社頭 |
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神社入口に立つ一の台輪鳥居 |
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社号標「式内分神社」 |
鳥居に掛かる額 |
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参道の様子 |
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石段の参道 |
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境内入口に立つ二の台輪鳥居 |
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下の境内の参道 |
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手水舎 |
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上の境内へと続く石段参道 |
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千鳥破風付き入母屋造りコンクリート製の拝殿 |
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拝殿内の様子 |
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弊殿と本殿 |
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社殿脇に並べられたお地蔵様などの石仏 |
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境内社入口 |
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境内社 |
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