柴田神社

福井市大手3-12-3(平成20年11月2日)

東経136度13分22秒、北緯36度3分26.08秒に鎮座。

この神社は、福井駅の南西300m程の辺り、足羽川の北側に鎮座しております。嘗ては足羽川を見下ろすように北ノ庄城の本丸がこの地に建っていたようです。戦国時代の武将・柴田勝家を主祭神とし、妻のお市の方を配祀とする神社で、現在の北ノ庄城址公園の中に明治23年(1890)、旧福井藩主松平春嶽、旧藩士、住民らの発意により創建されたようです。

元々この地は、勝家の居城であった北ノ庄城の本丸跡地と伝えられており、作られた時代は不明であるが勝家・お市を祀る石祠があり、北ノ庄城の跡に築かれた福井城内の神祠として江戸時代も保護されてきたようです。

境内図はこちら。

神社入り口

城址公園全景。中央が拝殿。

神社の説明は無く有るのは城の説明ばかりです。

本殿

本殿を護る狛犬。拡大写真はこちら。

三姉妹神社 。 お市の三人の娘、茶々・初・江与を祀る。本殿造営にあわせ平成14年6月に創建された。

柴田勝家とお市

北ノ庄城想像図

平成10年、福井市による境内の発掘調査が行われ、北ノ庄城の石垣の一部が発掘されて、この地が伝承通り北ノ庄城の跡地であることが判明した。その一部。