山王神社

福井市郡町33(平成24年6月1日)

東経136度11分51.1秒、北緯36度6分3.81秒に鎮座。

 この神社は九頭竜川が日野川と合流する約1.4km手前、左岸土手下近くに鎮座しています。
 416号線の信号から郡町集落に向かうと、こんもりとした森が見えてきます。それがこの社の鎮守の杜で、道路が二股に分かれる角に鳥居が立っています。草原の中にコンクリートの参道が南へと続き、背景の森の手前に、小顔で逞しい体躯の狛犬が目を光らせています。境内には左右に二社殿が建立され、その間に石祠が祀られています。

 御祭神は大山咋神、大物主神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

神社遠景
社頭
入口に立つ台輪鳥居
参道の様子
境内の様子
参道両脇にいる昭和12年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対で、阿は子狛を連れ、吽は玉を踏みつけています。阿の空中に浮いた右前脚が微妙!!格好いいです。厚い胸板の割には小顔、尾の毛が長く太く、大きなウェーブを見せながら体表に張り付いているのが、目立ちます。耳が欠けているのが残念ですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和12年(1937)12月13日建立)
向かって左側の社殿
中央の小祠
向かって右側の社殿
鎮守の杜の様子