大己貴(おおなむち)神社

福井市南居町45-52(平成24年6月2日)

東経136度10分36.72秒、北緯36度0分48.25秒に鎮座。

 この神社は福井南特別支援学校の北約600m、182号線に入口があります。
 入口には旗立台、社号標が立ち、中央に境内へと続く石段参道が見えます。境内入り口に明神鳥居、左に手水舎が配され、中央奥に狛犬が護るコンクリート製の拝殿・本殿が建立されています。
 大きな森の中に静かに鎮座する神社です。

 御祭神:大己貴命、合祀神:直野神社 三尾君、天満神社 菅原道真
 祭礼日:4月15日
 由緒:創祀年代不詳。明治の「神社明細帳」には、明治8年村社に列せられる。
 合祀されている直野神社は式内社に比定されていて「足羽社記略」にその祭神は継体天皇の妃三尾君の神霊を奉祀したとする一説を挙げているが明確ではない。「越前国惣神分」に「従四位直野神」と見えている。
 平成6年に、社殿の老朽化が目に見えて激しくなり「平成の御造営」に着手。氏子一同の崇敬の念篤く平成7年8月新本殿・拝殿等が完成し、直野神社が合祀された。

社頭
入り口から境内へと続く石段参道 社号標
境内入り口に立つ明神鳥居
参道・境内の様子
手水舎
上の境内入口に居る昭和10年生まれの狛犬
阿は子狛を連れ、吽は巻物を口に咥え、玉を手にしています。獅子紋が体中に現れ、尾の造作が派手な狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和10年(1935)4月吉日建立)
唐破風付き入母屋造りのコンクリート製拝殿
本殿

ご神木