金剱(きんつるぎ)神社

福井市江上町60-1(平成24年6月1日)

東経136度10分5.6秒、北緯36度7分25.42秒に鎮座。

 この神社は太郎丸駅の西約4km、416号線を西に進み、九頭竜川を渡って416号線が新旧分離している、剣大谷町信号から西側へ進み、150mで道路左側に鳥居が立っています。
 玉垣で囲まれた入口中央に立つ鳥居を潜ると目の前はスダジイの自然林が残存している小丘。すぐ右に手水舎、左手に回り込むように狭い石段があります。この石段を登り切るとT字路のように参道は左右に分かれており、左右共に鳥居が立っていますが、石鳥居の立つ右側が金剱神社へと続く参道です。石鳥居を潜り尚も石段を上がっていくと、ポカッと開けた境内に入って行きます。
 参道正面には唐破風付き入母屋造りの拝殿、弊殿と流造の本殿が建立され、左手に意加美神社が祀られています。又、右側には小さな社殿がありますが、これが神明神社なのでしょうか?
 T字路迄戻り、先ほどとは反対側の木製鳥居を潜って石段を上がっていくと、石祠が二つ祀られています。

 御祭神:迩迩藝命、配祀神:伊邪那美命、級長津彦命
 祭礼日:5月11日
 境内社:意加美神社(式内社)、神明神社
 由緒:鎮座の年代や由来などは不詳。
 当初意加美神社が祀られており、後金剱神社も祀られた。が、金剱神社が盛大となつたので、現在は正面に金剱神社を祀り、それに向つて左側に別殿として意加美神社を祀るようになつたのであろう。
(「延喜式神社の調査」より)

社頭
一口に立つ一の台輪鳥居
鳥居に掛かる額 社号標
「指定大神金剱神社」
入口右手に配されている手水舎
小丘に向かって伸びている石段の参道
石段の参道は途中で右に緩くカーブしています
この石段を登り切るとT字路のように参道は左右に分かれており、左右共に鳥居が立っていますが、石鳥居の立つ右側が金剱神社へと続く参道です。
二の台輪鳥居 鳥居に掛かる額
未だ石段の参道が続きます。
およそ280段の石段を上がり、やっと境内へと辿り着きました。
境内の様子
唐破風付き入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿

境内社:意加美神社
境内社

二股T字路反対側に立っている木製鳥居
登り切ると石祠が二社祀られています。