白山神社

福井市西谷町24-1(平成24年6月2日)

東経136度12分22.79秒、北緯36度2分17.53秒に鎮座。

 この神社は花堂駅の西約1.2km、八幡山南東麓に鎮座しています。道路から見ると住宅の間に鳥居と社号標が立ち、鳥居には「白山宮」、社号標には「白山神社」と記されています。鳥居を潜ると緩い石段の参道は深い森や竹林の中を西に向かい、一旦広場に出て、そこから又石段となり、斜面の淵を西に向かい境内へと続きます。
 石段を登り切ると、境内は右手に開け、灯篭と狛犬、社殿が中央奥に配されています。又、末社の石祠には極小の笏谷狛犬がおり、思いもよらぬ感動を与えてくれました。

 御祭神は白山比淘蜷_と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居
鳥居に掛かる額「白山宮」 社号標「白山神社」
石段の参道の様子
西に向かった参道は一旦広場に出て、そこから又石段となり、斜面の淵を西に向かい境内へと続きます。
境内入口
境内の様子
石段を登り切ると、境内は右手に開け、灯篭と狛犬、社殿が中央奥に配されています。
拝殿前、昭和8年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対で、阿は子狛を抱き、吽は玉に前脚を置いています。この地の狛犬の特徴が顕著に見られる一対です。
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(石工・花堂 山田孫作 昭和8年(1933)12月23日建立)
狛犬の後ろに隠れるようにいる寝そべった牛さん
入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
弊殿と本殿

末社の石祠
末社の石祠を護る極小の笏谷狛犬
今まで見てきた中では、最小の完品と思えます。やや磨耗が見られますが、笏谷の特徴を良く残しています。本当に可愛い子達ですよ、皆さんも是非会いに行かれては…。
狛犬の拡大写真はこちらで