白山神社

福井市黒丸町10-1(平成24年6月1日)

東経136度11分38.37秒、北緯36度6分4.7秒に鎮座。

 この神社は九頭竜川が日野川と合流する約1.2km手前、416号線南に鎮座しています。
 黒丸町集落センターを右に見て進むと、その先に神社の入口があり、社号標と共に旗立台・鳥居が建立されています。道路に沿った参道を進むと昭和3年生まれの子煩悩な狛犬に護られて、唐破風付き入母屋造りのコンクリート製拝殿・本殿が建立されています。又、黒丸城をめぐる攻防戦の将士などを祀る供養塔や、聖徳太子に関係すると思われる境内社も一社、祀られています。

 御祭神は白山比淘蜷_と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
社号標 入口に立つ台輪鳥居
境内の様子
参道の様子
拝殿前、昭和3年生まれの狛犬
御大典記念に造られた狛犬です。阿吽の位置が反対で、阿は前脚を子狛に優しく添えており、吽は玉を踏んでいます。厳めしい顔つきでも、子供には優しいのでしょう。横に張り出した耳が鬣と一体になって身体から離れています。獅子紋や筋肉の瘤が体表に現れ、尾の豪華さが目立ちます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和3年(1928)11月建立)
唐破風付き入母屋造りのコンクリート製拝殿
流造の本殿

境内社
黒丸城をめぐる攻防戦の将士などを祀る供養塔 顕彰碑