白山神社

福井市金屋町6-1(平成24年6月2日)

東経136度10分7.72秒、北緯36度4分6.64秒に鎮座。

 この神社は日野川と足羽川の合流地点から1.8km程遡った日野川左岸、金屋町の西端に鎮座しています。
 115号線から北に入った道路の右側に神社入口があり、「村社 白山神社」の社号標と、石段途中に鳥居が建立されています。更に石段を上がると境内で、参道は中央付近で左におれ、社殿は入口からだと左横に見えます。拝殿前には、昭和4年生まれの出雲狛犬と、軒下に笏谷が二対、極小の狛犬が四体おり、それぞれの個性を際だたせています。拝殿は入母屋造り、本殿は流造で建立されています。

 御祭神は白山比淘蜷_と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
神社入口
石段参道途中に立つ明神鳥居
鳥居に掛かる額 社号標「村社 白山神社」
石段参道
境内入口
境内の様子
拝殿前、昭和4年生まれの出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和4年(1929)8月建立)
入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
拝殿木鼻・龍
拝殿軒下にいる笏谷狛犬
太くて長い「こち亀の両さん」眉毛と、キリッと上がった目、先の尖った鼻先を持つ顔に、太い縦ロールのおかっぱ頭がよく似合う笏谷です。太くて短い尾を付けたお尻を落として、ペちゃんと座った姿が可愛いですね。
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拝殿軒下にいる笏谷狛犬
年代不明。同じような造りの狛犬も居りませんので、何時頃の作か分かりません。どっしり構えたふてぶてしい姿に、惚れてしまいそう。
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拝殿軒下にいる極小の狛犬達
本殿
本殿裏の竹林