越前市杉崎町1-67 (平成30年8月9日)
東経136度12分20.65秒、北緯35度53分53.66秒に鎮座。
この神社は、北陸自動車道・武生ICの東側すぐに鎮座しております。
祭神は大物主命で大國主命の和魂である。越前國惣神分に正三位枌前氣多大明神とあるは當社の事で神域は昔神楽山と云われた地であり、越前の守護職朝倉貞景公は神いますが如き聖地なり、と感じ永正元年(1504)4月此處に社殿を再建し神鏡等を奉納されて代々深く崇敬した。天正年間(1573〜1592)8月社殿は織田信長の兵火に依って惜しくも焼失したが貞景公奉納の神鏡並びに矢筒等現存している。寛文11年(1671)左甚五郎が棟梁となり近村の大工を指図して社殿を再建した。優雅な白塗牡丹の彫刻を今も残して居る。當時の氏子は杉崎の外に北村馬場を併せて177戸に及んだ。明治41年(1908)11月堂ノ窪にあった八幡神社の祭神應神天皇を合祀した。社殿は造営以来二百数十年の歳月に老朽したので、大正4年(1915)社地を山の頂上に開き従来の鞘堂を拝殿に中の社を本殿に改造修復したので、神々しい社殿となり近年に及んだ。
然る處北陸自動車道路新潟末原間479粁の建設に起因して昭和48年(1973)8月社殿を解体移譲し神域の山を平地にして新境内を造成、昭和49年(1974)11月面目一新の近代的社殿及び社務所等種々の建造物が完工された。
境内由緒書き より
境内前
入口
境内
拝殿
拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(御大典記念 大正4年(1915)11月建立) |
大変珍しい兎狛。拡大写真はこちら。 | |
(大正12年(1923)9月建立) |
本殿