五皇神社

越前市文室町20-12 (平成25年10月18日)

東経136度15分32.41秒、北緯35度52分00.88秒に鎮座。

この神社は、北陸自動車道・武生ICの南東5km程の辺り、越前市の南東、市境に近い山裾に鎮座しております。市内と文室町を結ぶ、県道197号文室池泉線の終点近くの北側に参道入口があり、そこから150mほど行くと境内となります。

第二十六代継体天皇が都で即位する以前に男大迹皇子として味真野に住まわれていた頃、御学問所、文庫をここに置いていたことから文室という地名になったと伝えられている。
誉田天皇(応神天皇)、稚野毛二派皇子、太郎子、汗斯王、彦主人大公の祖宗五柱の御神霊を五皇宮と号し奉り、文室の字堂ノ谷を撰んで宮社を建てられ、御氏神として奉った。皇子が大和に遷座の後、大和田郷を宮司として遣わし都から継体天皇の御神像を招請し社内に納め奉った。
明治元年に現在の位置に遷宮し、名も五皇神社と改め今に至っている。
境内由緒書き より

応神天皇から継体天皇の父彦主人王までの5代の御神霊を祀る神社。男大迹王(継体天皇)が学問所として開いたという伝説も残されています。「腹痛の神さん」と言われ、参詣する風習があります。毎年4月18日には奇祭「ほうき祭」が行われ、ほうきで石段や境内を掃き清めて参拝すると、腹痛が治るとも言い伝えられています。周辺は杉の産地であり、きれいに手入れされた杉木立が続き、ところどころに杉苗の畑も見られます。
越前市観光協会ウェブサイト より

参道入口

一の鳥居と社号標

参道

二の鳥居

参道脇の小さな瀧。修験者の修行場であったのでしょうか。

参道

神門

神門前、堂々とした金沢型狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)4月建立)

神額。こちらは「五王神社」。

手水舎

さらに続く参道

境内入口

境内入口の金沢型狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

向拝の彫刻

本殿覆屋

覆屋内の笏谷狛犬。屋内の為か、極めて保存状態も良好に見えます。御尊顔を拝見できず残念!

大洗磯前神社・神明神社・不明

神輿庫